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株式会社システムデザイン・アクティ
代表取締役  石 本 光 史
(イシモト コウシ)
1955年 5月 15日
  島根県松江市在住
(出身地:島根県江津市出身)

‘77年~’87年まで山陰中央新報社勤務。

‘88年ソフトウェア開発会社を設立。現在に至る。

企業向けソフトウェアの受託開発会社ではあるが、不動産コンサルタント(山本嘉人氏)
と共同開発した、住宅会社・不動産会社向けの営業支援ソフトは、島根県のベンチャー
支援事業の認定を受け、1998年より全国展開している。

「消費者心理を理解しない建築業者は生き残れない!!」と題して、「住宅ローンアドバイザー
(住宅金融普及協会認定)の資格取得支援」と「施主の為に健全な資金計画の提案が出来る人材の育成」
が、これからの住宅関連企業には絶対必要との観点から、住宅会社と不動産会社の
営業担当者教育を行っている。
また、住宅購入に悩む施主向けに相談会や消費者セミナーも行っている。

<保有資格>
PRM(リスクマネージャー) :リスクマネジメント協会認定
住宅ローンアドバイザー   :(財)住宅金融普及協会認定

【地域の住民と子供の安全を守る為の
「携帯ホームページ&携帯メール」 による地域ネットワーク】   
『ルコレ連絡網』の無償提供について

私の実家は、島根県江津市江津町にある、本町という小さな街です。
80歳を目前にしながらも気丈な母親が、40年間営んでいる新聞販売店を切り盛りしながら、
今も一人暮らしています。

この街も、今はすっかり過疎化が進んでしまいました。

私の子供の頃は、駄菓子屋さん、肉屋さん、野菜屋さん、酒屋さん・・・酒や醤油の醸造元まで
あり、神社やお寺も多くある地域でした。

大きなスーパーなど無い時代でしたが、日常生活になんら不自由なく暮らす事ができていました。
その昔、かなり繁栄したであろう面影は、古ぼけたとはいえ、街のあちこちに残る白壁の立派な
屋敷に今もみて取れます。

そして今も、昔と変わらず温かい人達が住む街です。

私の祖父は、この街の自治会長を長い間やっておりました。
私が16歳の時に亡くなりましたが、記憶の中では、私の幼少時から病床につく直前まで、
ずっとやっていたような気がします。
要らぬ世話も含めて、面倒見は良く、道理や義理を重んじる人。
相手の行儀が悪ければ、その人が何者であろうとお構いなしに怒鳴りつけて暴れていました。
友人は多く、いつも多くの友人と機嫌よく酒を酌み交わしていました。
幼い私を、胡座をかいたその脚の上にのせたまま・・・。
しかし、酒ぐせはあまりよろしく無く・・・困った面もありました。

何かに付け人が集まっては、ワイワイガヤガヤ・・良くも悪くも賑やかでした。
怖いけど優しいお爺ちゃん、お婆ちゃん。そして、おじちゃんやおばちゃん達・・・・・
迷惑なくらい近所にいっぱいいました。

今思うと、住民も子供達も、怖くて優しい大人達のコミュニーションの中で、いつも守られて
いたような気がします。
そのコミュニケーションは、決して話し合って決めた事ではなく、自然にそんな関係を無意識
に構築していたのでしょう。

時は経ち、私は51歳になりました。
6年前には、松江市浜乃木七丁目 に自宅と会社を構えました。

所属する自治会は、『国尾自治会』。
この自治会は、住居区域を4つの組に分け、各組はいくつかの“班”で構成されています。
自治会長を中心として、各組の“組長と班長”が協力して自治会活動を推進して行きます。

転居3年目には、「順番ですのでお願いします!」という事で、1組の『組長』を拝命する事となりました。
この時に、自治会の運営に懸命に努力をされている方々に出会いました。
基本的には全ての活動はボランティアです。私の祖父は大好きであったかもしれませんが・・・
私にとっては、当初はどう考えても“面倒くさい”事に感じていた事は事実です。

しかし、いつの頃からでしょうか?・・懸命に地区住民の為に、活動される方々と活動をともに
している内に・・・『大切な事だな』 と感じるようになっていたのです。

もちろん、現役のビジネスマンですので時間的制約の中、充分なお手伝いは出来ておりません。
一住民として、この地区の為に何が出来るのかを考える事は、時には必要であろうと思います。

そこで、健全で安全な街づくりを支援する為に、住民相互の安全を守る為に
弊社が商用目的で開発し運営している
携帯電話を利用した情報提供サービス 『ルコレ連絡網』 を
この自治会において “無料” での運用をスタート致しました。
スタートしたばかりではありますが、それなりの問題点と有効性も把握できるようになりました。

そこで、島根県内の各自治会、子供会、スポ少、防犯ボランティア・・・
等の皆さまに、このサービスを“無料”にて提供させて頂く事に致しました。

収益目的が企業の生命線である事は、十分に認識しております。
しかし、それも全て人が安全に仲良く暮らせての事です。その為の地域貢献が先にあるべき、
と考えました。
地域の安全・育成・・等々、ボランティア活動で頑張っておられる方々には、我々も“無料”で
お応えすべきだと・・・。

運営費につきましては、商用目的の有料サービスに参加下さるお店や会社からの費用にて
賄いますので、将来にわたりずっと無料で使って頂く予定です。

携帯メールも立派な個人情報です。弊社は個人情報保護につきましては、1年間時間を掛けて、
仕組つくり、実施、検証、改良を重ねて参りました。
そして『プライバシーマーク』(Pマーク)を取得する為に、認定機関の審査を受けました。
最終調整の上、認定証が交付される予定ですので、ご安心下さい。
また、適切な個人情報の扱いにつきましても、ご相談ください。

安全や安心やコミュニケーションは、本来は人と人が頻繁に接触する事で
自然に生まれる事が望ましく思います。しかし、現在、また、これから将来においては、
関わり過ぎる事が苦手な人も多く存在します。
『新しい時代のコミュニケーション方法』も考えなければならないのです。

真意を汲み取って頂き、意欲的にご参加頂きますようお願い申し上げます。

                             平成 18 年 10 月
                               株式会社システムデザイン・アクティ

                               代表取締役 石 本 光 史

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