営業：松宮　悠人

とにかくお客様が納得されるまでとことん話し合うのがうちのスタイル。だから設計図は何度でも書き直します。そうして額をつき合わせて、ああでもないこうでもないと言っているうちに、お客様自身が、「本当はこうしたいんだ」ということに気づかれるんですね。2ヶ月かけた間取りを3分で書き直して建てた、というケースも本当にありましたよ。
　家を建てるには大金が要りますから、喜びも大きい分、恨みも大きいんですよ。納得されないまま引き渡したりしたら、35年間恨まれますからね。それだけは避けたいです。
ちゃんと喜んでいただくには、そうそう口当たりのいいことばかり言っていられないので、お客様との信頼関係はとても大切。たとえ一時的にもめても、自分たちの利益だけを考えて言っているのではないとわかれば、お客様は信頼して任せてくださる・・それがこの仕事の醍醐味であり、面白みだと思います。