山陰中央新報江津販売所
ご挨拶

− ごあいさつ −
 山陰中央新報をご愛読頂いておりますこと、深く感謝申し上げます。
 40年の長きにわたり江津販売所を経営してまいりました 母(石本理喜子)が    5月12日 安らかに永眠致しました。(享年78歳)
 40年もの長きにわたり、大過なく新聞販売業を営んでこれましたこと、ひとえに皆様のご支援の賜物であり、ここに改めて、生前のご厚誼とご厚情に深く深く感謝申し上げます。
 母は、1月20日から済生会病院にて、慢性腎不全の治療の為に、入院加療しておりました。入院中も、新聞販売店の事が1日も頭から離れず、毎日毎日、読者のみなさまにご迷惑を掛けていないか? お手元に新聞がきちんと届けられているか? 心配しておりました。そして、人工透析を続けながらも1日も早く仕事へ復帰する事を強く望んでいました。
また、店主不在の中、スタッフも母の早期復帰を信じ、一致団結して頑張ろうと結束し、頑張ってくれました。しかしながら、一生懸命である事と不慣れな事は、別問題です。その間、読者のみなさまにも何がしかの、ご迷惑をお掛けしたのではないかと案じております。みなさまにお詫び申し上げます。
 私が、小学校6年か中学校1年の時に、父と母が始めた新聞販売店です。当時はまだ、『島根新聞』の時代でした。たった100部の新聞販売店としてスタートし、1,000部を越える店になりました。数ある山陰中央新報の専売店の中でも歴史と信用のある店でございます。
 私自身、松江市にてソフトウェア開発会社(潟Vステムデザイン・アクティ)の代表取締役であり、母亡き後の新聞販売店を、如何に運営していくか悩んだのは事実です。しかし、78歳の母が、病床にあっても、まだまだ事業意欲満々であったにも関わらず、急逝した事。その母の思いと共に頑張ったスタッフの事、また一番の宝である古くからの読者のみなさま方の励ましの声に如何に応えるか・・。
 息子として、父と母が大切に守り続けた店、9年前に父が他界した後も、母が守り続けた店、母の人生の最終章を仕上げる為、二足のわらじを履く事を決意致しました。
 先般、新たに山陰中央新報社との契約も相整い、ここに皆様にご報告させて頂く事となりました。今まで以上のご愛顧に賜れますよう、努力してまいります。
 新聞をお届けするだけではなく、地域に貢献する店作りを目指し、スタッフと共に新しい取り組みを行ってまいります。どうかよろしくお願い申し上げます。
                            平成 19 年 7 月 
                            山陰中央新報江津販売所
                             代表 石 本 光 史


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