チカ・クリエイションズ株式会社
若ちゃん旅日記
11月16日 長瀞
今夜の宿を探していると偶然にも素晴らしい光景に巡り合う。 ここは秩父、長瀞。死ぬ前に一度は来てみたかった場所。 今が一年で最高の見せ場。もみじが真っ赤に染まり、それをライトアップ。中には色づかない緑のもみじがそのコントラストを引き立たせる。
長瀞は隆起した結晶片岩が畳のように広がる「長瀞岩畳」で有名な名勝地。 川下りもあり、ホテルのある上長瀞は紅葉スポット。
良寛上人が「裏を見せ 表を見せて 散る紅葉」と歌った。 短い人生の中で自分の仕事を全うして 死ねたら本望だ。 はかないもみじの一生を感じながら 自分と照らし合わせてみる。
まだまだこれからだ。 葉が散り、また貼るには新たなる新芽が息吹く。 少しの間、充電期間が必要かもしれない。 じっと我慢の子でいよう。 捨てる神あれば拾う神あり。
暫しのお別れである。
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