チカ・クリエイションズ株式会社
若ちゃんブログ
3月24日「念ずれば花ひらく」
昨日は東京も桜の開花のニュースに一喜一憂していた。民間会社の予想が当たった外れたという話だ。 それも1日2日ずれたということだ。 今年は例年になく天候が激変している。3月に入り20度になったと思ったら今度は10度を下回りこれでは体にもよくない。 まして季節に敏感な草木にとっては人間以上に大変なのでは? しかし、花は咲く時期が来れば毎年花が咲き実を結ぶ。
春蒔き野菜の種を蒔く。水をやり、肥料を施し、太陽の恵みに会うと、芽はすくすくと伸び、やがて花を咲かせ実をつける。 今は秋に蒔いた春菊、サニーレタス、チンゲン菜など葉物が食べごろだ。 これらは花を見る前に葉を頂かなければならない。これも自然の摂理なのか。 我が家は食べきれないものはその花をみてからタネにして次に残すということを学ぶ。
野菜作りは本当に難しい。土と肥料で収穫に影響する。少しでも怠ると散々な結果におわる。 大切に日々可愛がらなければ育ってくれない。 「念ずれば花ひらく」 詩人、坂村真民さんの詩の一句をしみじみと味わう。 「念ずる」とは、いつも心に思うことで、一粒のタネを蒔き、苗を育てるのと同じように一つの願い事をいつも心にとどめ育てると、やがては成就の花が咲くという。
そしてこれは道元禅師の言われた 「花開けば必ず真実を結ぶ」に繋がっていく。 「念」とは思いであり、その思いを達成するために努力する、精進することである。人間は日々同じことの繰り返しに慣れるあまり、その達成感や満足に惰性になっていく。まわりの助言すら煩わしくなり終いには自分というものを見失ってしまう。 そんな日常の中で「花」を咲かせるという努力を惜しんではいけない。 そろそろ花見の予定を組まなくては・・・・
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