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若ちゃんブログ
1月18日「人生の一大事」

今をさかのぼること750年前乱世の鎌倉時代を駆け抜けた一人の僧がいた。道元禅師54年の生涯である。越前の地に永平寺を開き、「正法眼蔵」などの説いた。和歌にも優れ、「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり」はノーベル賞を受賞した折川端康成が紹介しあまりにも有名である。今年は映画「禅 ZEN」が正月より上映されている。紹介記事には「あるがまま、自然の流れに身を任せ、ただ座るのみ・・・只管打坐(しかんたざ)しかし、禅とは、決してひとり坐禅を行うだけの行ではない。道元禅師は既成仏教に疑問を抱き、大宋国にわたり正師と真実の教えに巡り会い、日本に戻り様々な出会いと別れの中で、時の権力に心の太刀で立ち向かい、万人を救済する真の教えを説いていった。」今日本及び全世界が大不況と心・精神の荒廃に先の見えない流れに飲み込まれている。まさに「人生の一大事」そして「一大事とは今日只今の心なり」(道元禅師)たまにはひとり自己をわすれて大海原に抱かれていたい(写真は太平洋鹿島の海)


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