文質彬彬の重さ
(ぶんしつひんびん)
文(外面)と質(内面)のバランスがとれて初めて信頼される優れた人の姿となる。
ビジネスに向かう覚悟があるのであれば、特に男であれば、髪、髭、服装はきちんと整えるは基本。
どれひとつ欠けても必ず相手に不快感を与える。きちんとすべし!
そうはっきりと言い切られる経営者の真剣な姿は、素晴らしい。
この不況の中、しっかりと市場の評価を得て、信頼関係を構築されている元気のいい企業の本質を感じた。
意固地に外見を整えぬ心の稚拙な者は、組織に与える影響を、その重さを心することが必要であろう。
いくら良き提案を行っても、その提供会社のスタッフの姿が好ましくなければ、教育の整わぬ会社と見なされ、共に向かおうというせっかくの顧客の思いは失せ、苦労してたどり着いた商談も一瞬のうちに終わってしまう。
このことに限らず、あまりにも当たり前のことがそうなっていない低次元の現実はある。
だが、元気の良い企業は、そうしたことは瞬時に解決し、もっと高尚な課題に日々取り組んでいる。
平成22年4月1日
取締役 大高英則