携帯電話で集客!?

No1.はじめに知っておきたい話

まず、携帯ホームページサービス「ルコレ」についてお話させていただく前に、携帯電話が多くの業種で重要な広告媒体となった経緯や、どれだけ皆様の生活に解けこんでいるかをご理解いただきたいと思います。

最初に、携帯電話自体の普及台数は、2008年現在ではすでに1億台を突破し、人々の暮らしには欠かせない情報ツールに成長しています。

その間、各携帯会社間では競争の為に様々なサービスが誕生しました。
「お財布ケータイ」「カメラ機能」「インターネット機能(始めはDoCoMoのi-mode)」今ではワンセグというTV機能を搭載した機種も増加しています。

次は、携帯の「インターネット機能」について注目します。

携帯とインターネットの利用率(総務省調べH17年)

上記は、携帯とインターネットの利用率を表したグラフです。(総務省調べH17年)
みてわかる通り、ほとんどの世代で携帯電話によるネット利用が支持を得ており、インターネット利用者約8500万人に対し携帯での利用者は約7,000万人にも及んでいます。

これは3年前のデータですので、誰でも気軽に携帯からのネット通信で参加できる「コミュニティサイト(mixiまたはモバゲー等)」や「各携帯向ポータルサイト」そして「買い物サイトやオークションサイト」への需要がとても高くなっている2008年現在での利用率は更に上昇しており、従来のTV・ラジオ・新聞・チラシ・PCホームページと同様に、情報媒体として大きな力を持つツールに成長しました。

さらに現在普及の携帯機種のほとんどがネット機能を搭載しており、早い・手軽・使いやすい、といった利点を誰もがフル活用しています。
駅やどこかの受付の待ち時間、お昼休みや休日、移動中や友人との談笑時、必ずと言っていい程誰もが携帯を利用していますし、皆様にその光景が思い浮かぶと思います。

このような、人々の生活に密着した情報発信についても、この度はお話したいと思います。
さて、携帯電話の持つポテンシャルについては多少ご理解いただけたかと思います。

続いて、WEB集客の基本部分についてお話させていただきます。
各店舗様を対象としたWEB集客の勉強会の事前質問で多い意見が以下の通りです。

  • 「今まで参加したどのサービスも客の反応は薄かった。」
  • 「更新作業が大変でいつの間にか止ったままになっている。」
  • 「口コミサイトへの参加だけで十分だと思っている。」

業種は問わず、こういった意見が多いのが現実です。
WEB集客を正しく理解し、集客において有効活用ができている店舗はほとんどありません。
では、その理由についていくつか考えてみましょう。

WEB集客の方法とターゲットはマッチしているか

WEB集客の方法は、大きく分けて二つです。

  1. 「新規客」獲得の為、ホームページ上を店舗の説明書にしている場合。
  2. そして「常連客」増加の為、常時新しい情報を掲載し、お客様の来店意識を上げようとするもの。

ですが実際のところ、新規のお客様を増やしたいのに「検索1)」にも引っかかりにくく、お客様がホームページを見つけたとしても「レイアウトがわかり難い」ですとか「内容が良くわからない」といった理由で集客には繋がっていない場合もあります。
逆に常連客を増やしたいというお店についても「新規客を集める為だけの情報2)」や「口コミサイト3)への参加登録」ばかりを行なっている場合が非常に多くなっています。

1「検索」…
Yahoo・Googleなどから調べたい店舗をキーワード入力で調べる方法。
【例】松江のラーメン店を探すキーワード→「松江 ラーメン店 美味」など。
2 新規客の為の情報・・・
【例】飲食店 → 場所、収容人数、メニュー、営業時間etc
ファッション店 → 場所、取扱いブランド、価格帯、通販用情報etc
3 口コミサイト・・・
閲覧者が業種や地域などを元に絞込みを行ない、興味のある店の情報を入手するもの。
【例】「○○地区のカフェを探したい」「新しい雑貨店が知りたい」という状況で利用されるサービス。
ネット上での「電話帳」の役割、新規客収集に活用。

だれもが陥りやすい注意点

口コミサイトへの登録は推奨できますが、

  • 掲載できる情報量や更新頻度が少ない
  • 同業他店舗の情報が多く差別化にならない
  • 二度目以降の来店にはあまり必要ない

などの点も理解したうえで利用しなければなりませんし、コレだけで十分!というものではない事を知っておく必要があります。

また「ブログ」での集客を行なっている方もいますが要注意です。
ブログは更新が容易で誰でも自分のことや店舗の事を紹介できるメリットを持っていますが、単独で集客に繋がるものではありません。
検索への対応や情報量も少なく、ホームページの代わりになるものではないのです。
日記はほぼ、常連客へ向けての発信となるので「情報量豊富なホームページの内部」で掲載されて、初めてそのチカラを発揮する事ができます。

両者が行き来できなければ意味がない!!

どんなホームページが求められるのか?

まず、業種を問わず必要となるホームページ運営について知っておきましょう。

  • 定期的に掲載情報が更新されるホームページ
    • 最新情報(イベントやサービスの案内)
    • スタッフによるブログ公開
    • 季節や期間限定のメニュー紹介
    • 新メニューや入荷商品のお知らせ…など
  • 情報量が豊富で見やすいホームページ
    • 各商品や店舗内部の写真が多く掲載されている
    • 問合せや注文がしやすい環境がわかりやすく用意されている
    • 連絡先や地図が明確に掲載されている…など
  • 店舗のこだわりやスタッフの人柄が伺える
    • ごあいさつ
    • ブログコーナー
    • 店舗紹介コーナー…など

と、いったものが情報化の進む現代でお客様が求める情報となります。
どれも「単独ではあまり意味をなさない情報」ですが、全てがかね揃えば、大変効果的なホームページ運営が行なえるといえます。
この他、当提案資料で最も重要な業種別に有効なホームページ運営についてや、意外と重要となってくる文字表現などについては以降の章でお話させていただきたいと思います。

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  1. はじめに
  2. 「ファン作りの為」に
  3. 解決の為のツール
  4. ルコレ
  5. 業種別の「ファン作り」
  6. メール配信による集客
  7. まとめ

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